瀬古氏「1位との力の差まだまだ」 鈴木亜と前田を称賛も〝世界との差〟受け止める
「名古屋ウィメンズマラソン」(12日、バンテリンドームナゴヤ発着)
東京五輪代表の鈴木亜由子(31)=日本郵政=が地元・愛知で2時間21分52秒の自己ベストをマークして日本勢最高の2位に、同代表の前田穂南(26)=天満屋=も2時間22分32秒の自己ベストで3位。日本陸連の瀬古利彦副会長(66)は「やっと2人とも本来の力に戻してくれたことがうれしい」と称賛した。
ただ、優勝のチェプンゲティッチとは3分以上の差をつけられる現実も受け止め、「1位の選手との力の差はまだまだありすぎたのかな」とさらなる奮起を期待した。また、MGCの出場を満たした女子選手はこの日の前田で29人目となった。