杉山愛さん 妊娠の大坂なおみを気遣う「無事に産んで」自身も出産経験し「リカバリーは大変だった」
テニス女子の国別対抗戦のビリー・ジーン・キング杯の日本代表の新監督となった杉山愛さん(47)が23日、オンラインで報道陣の取材に応じた。1月に第1子妊娠と今季の休養を発表した大坂なおみ(25)について、「まずは出産というお仕事がある中で、本当に無事に赤ちゃんを産んでほしい」とエールを送った。
大坂の妊娠はSNSの報告で知り、「年始びっくりしたことの1つ」という。「彼女が復帰を考えていることは尊重して、期待してその日が来ることを心待ちにしています」と語った。
杉山さん自身も出産経験がある。「私は当時引退していましたが、その後のリカバリーはそれでも大変だった。ましてや選手として体を整えていく、そしてプレーできるレベルに体力を持っていくことのプロセスはものすごく大変だと思います」と案じ、「何かわれわれが力を貸せる所があればもちろんヘルプしたい。まずは無事に出産して、その後にコミュニケーションを取れたら」と気遣った。
この日、ビリー・ジーン・キング杯の日本代表として、内島萌夏、本玉真唯、坂詰姫野、穂積絵莉、青山修子の5人が発表された。新監督として臨む杉山さんは「タフな国々との対戦があり、本当に厳しい戦いになると思う。まずはいいスタートを切ることが大事」と見据えた。