池江璃花子 課題のスタートに手応え 1月下旬からスタイル変更「推進力を得られるように」

 競泳女子で東京五輪代表の池江璃花子(22)=ルネサンス=が19日、富山市内で合宿を公開し、陸上と水中で計2時間半の練習を行った。白血病からの復帰後以降、課題に挙げていたスタートを、1月下旬からは入水直後にあえて深く潜るスタイルに変更。「今までは浅くてうまく水をとらえられていなかった。今は深いところから推進力を得られるようになった。スタートで周りの差を感じなくなってきた」と手応えを口にした。

 4月の日本選手権(東京アクアティクスセンター)では、2017年以来6年ぶりの世界選手権(7月、福岡)出場がかかる。5種目にエントリーし「個人種目で代表を獲得する。去年、おととしの自分より成長しているんだというレースをしたい。勝ち癖というか、しっかり優勝できたら」と闘志を燃やした。

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