陸上、山縣「五輪のための1年」 右膝手術からの復帰へ決意

 陸上男子100メートルの日本記録保持者で30歳の山縣亮太(セイコー)が20日、オンラインで取材対応し、2021年10月に右膝を手術して以来の復帰レースが控える今季に向け「パリ五輪のための1年。年齢的にも、もしかしたら最後の五輪になるかもしれない。1シーズン走りきることを目標にして、弾みをつけたい」と決意を示した。

 4月2日に東京・国立競技場で開かれる東京六大学対校大会の200メートルが21年9月以来の実戦となる。東京五輪は100メートルで悔しい予選落ちに終わり「五輪で走った場所で走れる喜びをかみしめたい」とレース選択の裏にある思いを口にした。

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