りくりゅう、侍魂に刺激、グランドスラムに王手、フィギュア世界選手権公式練習

 本番リンクで練習を行った三浦璃来、木原龍一組(撮影・堀内翔)
 練習前に関係者に手を振る三浦璃来(撮影・堀内翔)
 練習用のリンクで調整を行った三浦璃来、木原龍一組(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(22日開幕、さいたまスーパーアリーナ)

 ペアの公式練習が21日、行われた。ペアの三浦璃来(21)、木原龍一(30)組=木下グループ=は、メインリンクでの夜の練習では、22日に行われるショートプログラム(SP)の曲をかけて調整した。

 昨季は北京五輪団体メダル、世界選手権2位と躍進し、今季もGPファイナル、四大陸選手権で初優勝。今大会に主要大会の“グランドスラム”がかかっている。

 「すごく自信がある。練習はいいものを続けてきた」と三浦は貫禄の表情。一方の木原は、13-14年シーズンに高橋成美とのペアで初めて世界選手権に出場した時が、同じさいたまスーパーアリーナだった。「最初は自信がなくて怖かったが、10シーズンたって璃来ちゃんと一緒に自信を持って帰ってきた。緊張感よりワクワク感やうれしさがある」と感慨深げに話した。

 この日は練習の合間に野球のWBCを観戦した2人。得点時には木原が「オーマイガッ、オーマイガッと言っていた。日本語で喜べよ(と思った)」と三浦は明かした。勝利の瞬間には「ウワーッと走りに行ってしまった」とあきれ顔。木原は「もっと大人になります」と反省しながらも、侍魂に刺激を受けた様子だった。

 また、ショートプログラム(SP)の滑走順は最終6組の3番目、全23組中22番目に決まった。

 “りくりゅう”は昨季、北京五輪団体メダル、世界選手権2位と躍進した。今季もGPファイナル、四大陸選手権で初優勝。今大会に主要大会の“グランドスラム”がかかっている。ペアは22日にSP、23日にフリーが行われる。

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