宇野昌磨、ジャンプ不調で「今年一ひどい」と嘆き節も…夜練習のフリー曲かけは4回転4種5本着氷
「フィギュアスケート・世界選手権」(22日開幕、さいたまスーパーアリーナ)
21日は公式練習が行われ、男子で日本勢初の連覇を狙う宇野昌磨(25)=トヨタ自動車=が昼にメインリンク、夜にサブリンクでの公式練習に登場。ジャンプの不調に悩みながら氷の感触を確かめた。
昼の練習ではフリーの曲かけでサルコーとトーループの4回転を着氷したが、ループとフリップの回転が抜けた。35分間の練習全体でもジャンプが乱調気味で「今年一ひどい」と嘆き節。「焦っても仕方ない。どうすることがいつもの状態に戻せるか模索したい」と苦笑いだった。
ただ、夜の練習ではフリーの曲かけで4回転4種5本を全て着氷。曲かけ後に4回転ジャンプで転倒する場面もあったが、復活の兆しは見え始めていた。
男子ショートプログラム(SP)は23日に行われる。