“りくりゅう”ペアが首位発進「出ると思ってなかった」自身初の80点超えに「わ~!!」飛び上がって歓喜

 三浦璃来、木原龍一組の演技(撮影・堀内翔)
 キスアンドクライで大喜びする三浦璃来、木原龍一組(撮影・堀内翔)
 ペアショートプログラムを終えてガッツポーズをする三浦璃来。左は木原龍一(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(22日、さいたまスーパーアリーナ)

 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、“りくりゅう”こと日本の三浦璃来(21)、木原龍一(30)組=木下グループ=は、自己ベストで2人にとっては初の80点超えとなる80・72点だった。

 大きなミスなく1つ1つの要素をこなし、演技を終えるとガッツポーズからハグ、そして2人でハイタッチ。日本ファンの温かい声援に包まれ、満面の笑みで喜びを分かち合った。得点を確認すると、三浦は「わ~!!」と、木原は「80だよね?」と驚きの表情で飛び上がり、喜びを爆発させた。

 「本当に、やってきた練習に自信を持っていた。練習を出すことができてうれしい」と三浦。「80点が出ると思ってなかった」といい「久しぶりに(観客の)声を聞くことができた。力になる」と振り返った。木原も「SPで80点を出すことが今シーズンの目標だった。4大陸に比べてものすごく気持ちは楽だった。落ち着きもあった」と話した。

 “りくりゅう”は昨季、北京五輪団体メダル、世界選手権2位と躍進。今季もGPファイナル、四大陸選手権で初優勝を果たしており、今大会に主要大会の“グランドスラム”がかかっている。

 フリーは23日に行われる。

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