“りくりゅう”今季世界最高でSP首位発進! 木原はWBCに「次は自分たちの番」と刺激も 優勝シーン見逃しがっくり

 「フィギュアスケート・世界選手権」(22日、さいたまスーパーアリーナ)

 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、前回大会銀メダルの三浦璃来(21)、木原龍一(31)組(木下グループ)が今季世界最高で自己ベストの80・72点で首位発進した。

 “りくりゅう”はリフトなど全て加点がつく内容で、圧巻の演技を披露。初の80点台に2人で大喜びし、歓喜の声を上げて喜んだ。観客も総立ちで、拍手と歓声が巻き起こった。

 試合直前に大きな“刺激”もあった。野球のWBC決勝米国戦が行われ、日本が優勝。木原は「最終回、大谷さんが投げている所でどうしてもコンビニにご飯を買いにいかないといけなくて、急いで行ったんですけど戻ってきたらもう試合は終わってました」と悔しがったが、「ものすごく勇気をもらえた。次は自分たちの番だと勝手に思ってやってました」と笑顔。三浦も「ずっと見てたんですよ」と笑った。

 “りくりゅう”は今季、グランプリ(GP)シリーズを2戦連勝すると、GPファイナルを日本勢で初制覇。四大陸選手権も日本勢で初優勝を果たした。同一年度で主要国際大会を全て制す「年間グランドスラム」に王手をかけている。

 ペアフリーは23日に行われる。

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