米の18歳・マリニンがSP今季世界最高!初の100点超えで暫定首位に 昨年9月には世界初4A成功

男子SP 着氷を決めるイリア・マリニン=さいたまスーパーアリーナ(撮影・堀内翔)
 SPを終えてガッツポーズをするイリア・マリニン(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(23日、さいたまスーパーアリーナ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、イリア・マリニン(18)=米国=は100・38点で、今季世界初の100点超えを果たした。

 冒頭の4回転ルッツ-3回転トーループを流れるような美しさで着氷。出来栄え点(GOE)は3・45点を獲得した。その後も大きなミスなく演技を完遂し、フィニッシュポーズを解くとガッツポーズ。スピン、ステップは全て最高評価のレベル4で、全ての要素が加点を得る出来栄えだった。

 昨年9月には競技会で初めて4回転半ジャンプを成功させていた。

 演技後は「とても良かった。信じられない。スコアを見て言葉にならなかった。とても…」と言葉を詰まらせ「幸せです」と喜びを噛み締めた。

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