【パリ共同】2024年パリ五輪・パラリンピック組織委員会は24日、海外の報道陣に、パリ郊外に建設中の選手村を公開した。エコロジーを意識していることが特徴の一つで、各部屋の床下に張り巡らせた管に冷たい地下水を通すという自然の力を用いた床冷房が設置されている。
五輪時は選手約1万500人と役員約4千人、パラリンピックでは選手と役員合わせ約6千人の受け入れを予定している。居住エリア、食堂、緑をたたえた休憩エリア、各種ショップ、医療施設などのほか、警察署も設置する。
組織委によると、来年3月完成予定。バルコニー付きで2~3の寝室、リビングルーム、バスルーム二つという構成。