マリニンは4回転5種類計6本を予定 練習でクワッドアクセル成功、宇野を4・25点差で追う
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「フィギュアスケート・世界選手権」(25日、さいたまスーパーアリーナ)
夜の男子フリーに向けた公式練習がサブリンクで行われた。昨年9月に世界で初めてクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に成功した全米王者のイリア・マリニン(19)=米国=は、曲をかけた練習の冒頭でクワッドアクセルに挑み、成功した。また練習全体で、サルコー、トーループ、フリップ、ルッツ、アクセルの5種類の4回転ジャンプを降りた。
マリニンは23日のSPで、今季自己ベストの100・38点で2位発進。SP首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)を4・25点差で追っている。フリーの演技構成は、宇野が4種類の4回転を5本、マリニンは、5種類の4回転を計6本入れる予定となっている。