5位の三原舞依 一夜明けて涙目「結構落ち込んじゃってる」不調は「私からは言わないでおこうと」
「フィギュアスケート・世界選手権」(24日、さいたまスーパーアリーナ)
女子フリーから一夜明け、5位だった三原舞依(23)=シスメックス=が報道陣の取材に応じた。
世界選手権は6年ぶりに出場。SPで3位発進したが、フリーはジャンプのミスが出て5位だった。取材では時折涙目になりながら「一番は悔しい思い。結構落ち込んじゃってるんですけど、頑張って前を向いた方がいいと自問自答している」と振り返った。昨夜は「1人ですごく反省会をした」といい、「眠れましたか?」と問われると、首を横に振った。
中野園子コーチは「不調だった」と足に故障を抱えていたことを示唆したが、三原は「私からは言わないでおこうと思っている」と明言を避けた。「コンディション調整を含めてアスリートになっていかないといけない」とも話した。
「終わってしまったことはどれだけ後悔しても変えることはできない。ここで人生は終わりじゃないし、前を向くしかない」。悔しい経験を、何とか力にすることを誓った。