大栄翔が2度目Vに王手!2敗維持で千秋楽へ 3敗に霧馬山 優勝争いは2力士に

 大栄翔(左)に突き倒しで敗れた翠富士
 翠富士(右)を攻める大栄翔(撮影・北村雅宏)
 大栄翔(左)が突き倒しで翠富士を下す
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 「大相撲春場所・14日目」(25日、エディオンアリーナ大阪)

 小結大栄翔が、ここまで3敗の翠富士を突き倒し、2敗を維持した。大栄翔は21年初場所以来2度目の優勝へ王手、翠富士は優勝の可能性がなくなった。

 4敗の関脇豊昇龍と、3敗の小結若元春の結びの一番は、豊昇龍が上手投げで10勝目。若元春の優勝の可能性も消滅した。

 13日目まで7勝6敗の関脇若隆景(28)=荒汐=は「右前十字じん帯損傷、右外側半月板損傷、骨挫傷、右外側側副じん帯損傷のため3カ月程度の療養を要する」との診断で休場。14日目の対戦相手、関脇霧馬山は不戦勝となった。霧馬山は2敗の大栄翔を1差3敗で追っており、優勝決定は千秋楽に持ち越しとなった。

 今場所の十両以上の休場者は、横綱照ノ富士、大関貴景勝、阿武咲に続いて4人目。

【12勝2敗】大栄翔

【11勝3敗】霧馬山

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