女子バレー日本代表登録40人発表 真鍋監督、主将は「新婚の古賀でいきたい」16歳・秋本美空もメンバー入り

 日本バレーボール協会は27日、都内で会見を行い、2023年度の女子日本代表登録メンバー40人を発表した。昨年に引き続き古賀紗理那(NEC)、石川真佑(東レ)、関菜々巳(東レ)が名を連ねた。また16年リオデジャネイロ五輪代表の長岡望悠(久光)が21年以来の登録メンバー入り。初招集は16歳の秋本美空(共栄学園高1年)、196センチの小林エンジェリーナ優姫(23)ら12人となった。

 今年は24年パリ五輪切符のかかったW杯(9月16~24日、日本)が行われる勝負の1年。日本は強豪ブラジル、トルコ、ベルギーがいるプールBとなった。五輪切符獲得の為には同プール2位以上が条件。ここで逃せば24年6月時点の世界ランキングで出場権獲得を狙うことになる。

 真鍋政義監督(59)はパリ五輪までの準備期間の差を強調。「(9月で)出場権を獲得すれば約300日、取れない場合は約40日しかない。パリ五輪メダル獲得のための重要なポイントになる。五輪前年に出場権を取った記憶がなくて、それだけ1年前の出場権獲得は困難。9月で五輪の出場権を取りに行きたい」と強い覚悟を口にした。

 また主将は2年連続で古賀が務めることも発表。指揮官は「見ての通りスパイクも、サイドの中でもブロックがダントツにいい。サーブもVリーグ1位。新婚の古賀で行きたいと思います」とにやりと笑った。

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