伊藤美誠が来た!ダメ元の「会いたい」手紙オファーで本当に小学校訪問「最高、ヤバイ」6年児童は感激
卓球女子で東京五輪混合ダブルス金メダルの伊藤美誠(22)=スターツ=が29日、東京・三鷹市立第六小学校を訪問した。東京五輪での活躍を見た児童から「会いたいです」というオファーの手紙が届いたことがきっかけで実現。卒業式を終えた6年生約100人が歓迎し、トークショーや卓球体験、さらに卓球台を寄贈するなど交流した伊藤は「すごく元気をもらえた。会いたいと言ってもらって、やっと念願が叶った」と声を弾ませた。
ダメ元のオファーが実現し、金メダリストが本当にやってきた。昨春、同校では東京五輪パラリンピックの授業の一環で、6年生が会いたいアスリートに手紙を書くことになった。アンケートの結果、特に人気の高かった東京五輪と22年北京冬季五輪で活躍した選手5人に「会いたいです」という熱意を込めた手紙を送付。そのうち4人からは断りの連絡が来たものの、唯一返事のなかった伊藤サイドから今年2月になってまさかの快諾の一報が届き、学校関係者は「ダメ元だったが、来ていただいて驚いた」と感激していた。
この日が12歳の誕生日だったという女児は「うれしくて『えっ!』ってなっちゃって。最高の誕生日になりました」と興奮冷めやらぬ様子。2021年の夏休みには自由研究で新聞の切り抜きを行ったが、伊藤と水谷隼の東京五輪混合ダブルス金メダルの記事もスクラップして感想を書いていたというだけに「まさか会えるとは思わなかった。最高。感動でヤバイです!」。将来は小学校の養護教諭を目指しているといい「伊藤選手のように子供を元気づけられるような人になりたい」と話した。