羽生結弦さん 2、3月のアイスショー後は「チョコパイとか甘い物を久しぶりに」 SOI初日公演後の一問一答

 「フィギュアスケート・スターズ・オン・アイス」(30日、東和薬品ラクタブドーム)

 フィギュアスケートの世界的なアイスショーの日本ツアーが30日、大阪公演で開幕し、14年ソチ、18年平昌五輪2大会連続金メダリストの羽生結弦さん(28)が2年ぶりに出演。2014-15年シーズンのフリー「オペラ座の怪人」を披露し、5000人の観客を沸かせた。

 羽生さんはショーのオープニングから登場。ライトがつき、いきなり黒の衣装の羽生さんが照らし出されると、会場からは驚きの歓声があがった。躍動的な滑りとスピンで魅了した。ソロの大トリで登場すると、ファントムを演じ、4回転トーループ-3回転トーループなど3つの連続ジャンプを含む計5つのジャンプを着氷させた。演技を終えると、この日、一番大きな歓声に包まれた。

 公演を終えての羽生さん一問一答は次の通り。

 -2年ぶりの出演

 「このスターズ・オン・アイスというアイスショーは本当に競技アマチュア、そしてプロスケーターともに集まりながら、全力でそれぞれのプログラムのテーマを伝えようと頑張っているショーです。1人1人のプログラムに色んな思いが込もっているので、そういったものを僕もプロの一員として、スターズのメンバー、ゲストの一員としてお届けできたらいいなと思って久々にスターズ・オン・アイスで滑らせていただいています」

 -2、3月に大きなアイスショーがあったが、その後の体調などは?

 「自分はドームが終わって、3月はすごく意味の深いショーを全力で、全神経注いでやったので、ちょっと美味しいものとか、チョコパイとか、甘い物を久しぶりに食べました。体調自体そんなにベストだなとは思わないんですけど、しっかり全力ですべての演技に全神経を注いで、頑張りたいと思います」

 -このプログラムを選んだ理由は?

 「僕自身、このオペラ座の怪人というプログラムを2014-15年シーズンにやっていて、中国杯での衝突の事故とか、病気や怪我にすごく苦しんだシーズンのプログラムだったので、長い期間、自分でもうこれは滑らないと思って、ある意味封印してきたプログラムです。自分の中でドーム公演で初めて、あれ以来初めて滑らせていただいた後に、このプログラムのもっと完成させたものを、もっと体力のある状態でしっかりと滑り切れる状態で、このプログラムを皆さんにお届けしたいなと考えて、このプログラムを滑ることにしました。またこの会場では、衝突事故のあとすぐにこの会場で滑っていて、あの時は事故の影響も少なからずあって、うまく滑ることができなかったので、そういった意味でも、この会場でいい演技ができたらいいなという思いも込めて滑っています」

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