テコンドーでロシア勢復帰 世界選手権、中立で容認
【ジュネーブ共同】国際統括団体のワールドテコンドーは3日、ウクライナへの侵攻に伴って除外されてきたロシアとベラルーシ両国勢について、世界選手権(5月29日開幕・バクー)に個人の「中立」選手として参加することを認めると発表した。他の大会への参加は世界選手権後に判断するという。
国際オリンピック委員会(IOC)が個人資格での「中立」選手に限定するなど、両国選手を巡って各競技の国際連盟に復帰の条件を勧告したことを受けての対応。厳格な中立性を確保するために審査委員会の設置も決めた。
既にフェンシングや卓球などの国際連盟も両国勢の復帰を認める考えを示している。