レスリング、ロシア勢復帰を容認 国際大会、馬術連盟は除外継続

 世界レスリング連合(UWW)は4日、ウクライナへの侵攻に伴って国際大会から除外されてきたロシアとベラルーシ両国勢について、国際オリンピック委員会(IOC)が推奨する条件下で復帰を認めると発表した。独立した委員会を設置し、全選手の参加資格を確認するという。

 IOCは個人資格での「中立」選手に限定し、軍や治安当局の所属選手は認めないなどの諸条件を各競技の国際連盟に提示している。

 一方で国際馬術連盟(FEI)は両国選手に対する除外を継続すると発表。FEIのデボス会長は「現段階で中立選手の参加条件を公正かつ客観的に評価するための方法がない」とした。(共同)

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