東京五輪銀・本多が1位通過 決勝で日本新狙う「勢いと自分を信じてやるだけ」 200Mバタフライ

 男子200mバタフライで優勝した本多灯(左)=撮影・佐々木彰尚
 男子200mバタフライで優勝した本多灯(撮影・佐々木彰尚)
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 「競泳・日本選手権」(6日、東京アクアティクスセンター)

 男子200メートルバタフライ予選が行われ、21年東京五輪銀メダルの本多灯(イトマン東京)が1分54秒43で1位通過した。スタートから先頭に立ち、最後までトップを守った。「感覚はすごくいい。あとは勢いと自分を信じてやるだけ。日本記録を本当に樹立したいので、超えられるように頑張りたい」と午後の決勝を見据えた。

 東京五輪で銀メダルを獲得し、22年世界選手権でも3位に輝いた実力者。24年パリ五輪での頂点を目標に掲げ、まずは20年に瀬戸大也(CHARIS&Co.)が記録した日本記録1分52秒53の更新を狙う。昨年12月のジャパンオープンでは自己ベストとなる1分52秒70をマークしている。

 4日の400メートル個人メドレーでは派遣標準記録を突破して2位となり、世界選手権(7月、福岡)の代表内定を決めている。

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