バレー男子日本代表のブラン監督 3月死去の藤井直伸さん追悼「彼はこれからも代表メンバー」代表発表会見冒頭で言及
日本バレーボール協会は7日、男子日本代表の登録メンバー37人を発表した。主将を務める東京五輪代表の石川祐希(ミラノ)、左のエース西田有志(ジェイテクト)ら主力に加え、24年パリ五輪以降も見据えた若手有力選手を選出。フィリップ・ブラン監督はオンラインで会見したが、その冒頭には3月に胃がんのため31歳の若さで死去した東京五輪代表セッターの藤井直伸さんについて言及し、「彼はこれからもこの代表チームのメンバーとして、私たちの心にあり続けるでしょう。藤井さんのご冥福をお祈りします。(日本語で)ありがとうございました」と悼んだ。
ブラン監督は、東京五輪までは日本代表コーチとして藤井さんと共闘してきた。
パリ五輪代表切符を懸けて戦う今シーズンを前にした会見で、「私たちのチームの未来について話をする前に、亡くなられた藤井さんに思いを寄せたいと思います」と言及。「彼はスポーツに情熱的な選手で、チームのプロジェクトに対しても非常に貢献してくれました。彼と活動することに私は非常に喜びを覚えていました」と、藤井さんへの思いを語った。