37歳堀江 リーグ通算150キャップ達成 負けない埼玉が開幕14連勝
「ラグビー・リーグワン、埼玉25-12BR東京」(8日、熊谷スポーツ文化公園ラグビー場)
4試合が行われ、埼玉はBR東京に25-12で勝利し、開幕14連勝を決めた。フッカー堀江翔太(37)はトップリーグ時代から通算150キャップを達成した。BL東京は静岡に37-29で勝ち、9勝目(5敗)。トヨタは相模原を53-5で退け、6勝8敗。東京ベイは花園に55-17で快勝し12勝1分け1敗とし、上位4チームで争うプレーオフ進出を確定させた。花園は開幕14連敗。
節目の一戦を自ら祝った。先発した堀江がリーグ通算150キャップを達成。前半6分には体を回転させて相手ディフェンスをかわして先制トライを決めた。「特別なことはない。自分ができることを100%やるだけだった」。ゲームキャプテンとしても開幕14連勝に導いた。
「プロとして向上心を持つのは当たり前」と37歳でも新たな成長を求めている。前半のラックからボールをピックして挙げたトライシーンは、数週間前に日本代表のミーティングで「狙うように指示があった」プレーで、さっそく指示通り試みて結果につなげた。
ディーンズHCも「堀江選手と一緒に仕事ができて誇りに思っている」とたたえた。盤石の強さを見せる埼玉。この日早々とレギュラーシーズン2位以上を確定させた。