馬淵優佳 世界選手権の個人代表逃すも「いい演技」 2人の娘に感謝「家族の力ってすごい」

 「飛び込み・翼ジャパン・カップ」(8日、東京アクアティクスセンター)

 女子3メートル板飛び込み決勝が行われた。予選6位の馬淵優佳(28)=ミキハウス=は265・95点の3位で、世界選手権(7月、福岡)の個人種目での代表入りを逃した。予選2位の三上紗也可(22)=日体大=は、364・45点で優勝。東京五輪銀メダル相当の好スコアで世界切符を確実にした。

 個人での世界切符は惜しくも逃したが、馬淵は「今大会の中ではいい演技ができた」とすっきりとした表情だった。予選は6位と出遅れ、「守りに入った」と反省して切り替えた。決勝は復帰後から難易度を上げた2本目の5152B(前宙返り2回転半1回ひねり)で57点を出すなど、演技をまとめきった。

 表彰台への“パワーの源”は2人の娘。「試合前に娘たちを見ると、すごくリラックスというかパワーになる。緊張がほぐれた」と笑顔で話し、「家族の力ってすごいなと思います」と感謝を口にした。今後は世界と戦うことを見据えて練習する。「持ち味のノースプラッシュに限らずに、空中の美しさを見せたい」と目標を掲げた。

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