“りくりゅう”リンクが狭いアイスショーから「修正した」大躍進のシーズン締めくくりへ

 公式練習で笑顔を見せる三浦(右)、木原組
 公式練習で転倒する木原龍一。左は三浦璃来
 公式練習で調整する三浦(右)、木原組
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(13日開幕、東京体育館)

 公式練習が12日、行われた。今季は、グランプリ(GP)ファイナル、四大陸選手権、世界選手権と主要国際大会で全勝の「グランドスラム」を、日本勢で初めて達成している“りくりゅう”こと三浦璃来(21)、木原龍一(31)組=木下グループ=が調整した。

 午前はショートプログラム(SP)、午後はフリーの曲をかけた練習を行った。ツイストリフトや息の合ったスピンなど仕上がりのよさを見せたが、午前、午後ともスケーティングで木原が転倒する場面もあった。

 世界選手権後はアイスショーが続いていた2人。木原は「(アイスショーは試合より)リンクサイズが狭いので(この日の練習で)修正した」と説明し、転倒はブレードの研磨具合によるものだという。大躍進を遂げた今季最終戦。三浦も「久しぶりにSP、フリーをそろえたい」と最高の締めくくりにするつもりだ。

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