柔道の世界選手権(5月・ドーハ)男子日本代表が13日、東京都多摩市の国士舘大での強化合宿を報道陣に公開し、2年連続4度目の制覇を目指す66キロ級の阿部一二三(パーク24)は「いつも通りの自分の動きができれば負けない。投げにいく僕の柔道を見せられればいい」と抱負を語った。
2021年東京五輪金メダルの阿部は、今大会も優勝すれば来年のパリ五輪代表に大きく近づく。「大事な大会になる。しっかり勝ちにいく」と闘志を燃やした。
60キロ級で東京五輪覇者の高藤直寿(パーク24)は2連覇すれば、日本男子史上単独最多となる5度目の頂点となる。