“りくりゅう”ペアが貫禄80点超えでSP2位 木原「80点は自信になった」

ペアショートプログラムの演技を披露するペア三浦璃来、木原龍一組(撮影・佐々木彰尚)
ペアショートプログラムの演技を披露した三浦璃来、木原龍一組(撮影・佐々木彰尚)
ペアショートプログラムの演技を披露するペア三浦璃来(上)、木原龍一組=東京体育館(撮影・佐々木彰尚)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(14日、東京体育館)

 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、3月の世界選手権を制した“りくりゅう”こと三浦璃来(21)、木原龍一(31)組=木下グループ=が自己ベストの80・72点に迫る80・47点で2位だった。1位は米国ペアで今季世界最高の82・25点だった。

 演技を終えた2人は、両手を大きく広げて抱き合った。3回転トーループを成功させると、豪快なリフトで魅了し、会場を沸かせた。

 80点の大台に乗せ、木原は「世界選手権が終わって、どうしても調子が落ちていた。短い期間で戻せて80点は自信になった」とうなずいた。三浦は「自分たちが世界チャンピオンとは思っていない」と慢心せずにいるという。木原も「自分たちが世界チャンピオンになった実感がなくて。自分たちより上がまだいる」と尽きない向上心を明かした。

 15日のフリーへ、木原は「とにかくベストな滑りができたら一番いい。最後まで滑りきって日本チームに勢いを与えたい」と意気込んだ。

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