りくりゅう 充実の80点台でSP2位 木原「自信になった」

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(14日、東京体育館)

 ペアのショートプログラム(SP)は三浦璃来(21)、木原龍一(30)組=木下グループ=が自己ベスト(80・72点)に迫る80・47点で2位。3大会ぶりの優勝を目指す日本は3位で、米国が首位を守った。

 勢いよく両手を広げて抱き合った“りくりゅう”に、充実感がにじんだ。朝の公式練習でミスが出た3回転トーループをそろって決めると、豪快なリフトで魅了。80点台にのせて自己ベストに迫り、木原は「(3月の)世界選手権が終わって調子が落ちていた。短い期間で戻せて80点は自信になった」と喜んだ。

 今季は世界選手権初Vなど活躍したが、「自分たちを“世界チャンピオン”とは思っていない」と三浦。木原も「自分たちより上がまだいる」と向上心を切らさずにいる。

 15日のフリーでシーズンを締めくくる。木原は「とにかくベストな滑りができたら」と、日本に勢いを与える演技を誓った。

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