“りくりゅう”はフリーで自己ベスト!今季世界最高点を更新も、直後に塗り替えられる

 ペアフリーで演技を披露する三浦璃来、木原龍一組(撮影・佐々木彰尚)
 ペアフリーで演技を披露する三浦璃来、木原龍一組(撮影・佐々木彰尚)
 強く抱きしめて頭を痛がる三浦璃来と困った木原龍一(撮影・佐々木彰尚)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(15日、東京体育館)

 ペアフリーが行われ、3月の世界選手権で日本勢初優勝を果たした“りくりゅう”こと三浦璃来(21)、木原龍一(30)組=木下グループ=が143・69点で、自己ベスト141・44点を更新。今季世界最高を上回り、2位だった。

 序盤の3連続ジャンプでミスが出るなどしたが、表現力を表す演技構成点は3項目全てで9点台と、高得点をマークした。

 ただ、直後に演技した米国のクリエリム、フレイジャー組が2人を上回る147・87点で世界最高得点は塗り替えられた。

 “りくりゅう”は3月の世界選手権を制し、同一年度で主要国際大会を全て制す“年間グランドスラム”を達成したばかりだった。14日のショートプログラム(SP)では自己ベストの80・72点に迫る80・47点の2位で、今季世界最高の82・25点を出した1位の米国ペアに次いだ。

 世界国別対抗戦は世界ランキング上位6カ国・地域で争われる。3大会ぶりの優勝を狙う日本は14日終了時点で総合3位。ペアを終え2位に浮上した。

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