霧馬山が巡業に復帰「稽古して体を戻してやっていこうと、あまり心配ない」化膿した右ふくらはぎ回復

 申し合いで錦木(右)を押し出す霧馬山
 精力的に申し合いをこなす霧馬山(左)
 北勝富士(右)と申し合いをする霧馬山
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 大相撲の春巡業が15日、神奈川県藤沢市で行われ、右ふくらはぎが化膿(かのう)したため休場していた関脇霧馬山(陸奥)が復帰した。

 申し合いでは大栄翔、琴ノ若、豊昇龍の三役勢や来場所の幕内復帰を確実にしている朝乃山らと12番取って7勝5敗。「いい感じですね。スタミナはちょっと足りなかったけど、一生懸命稽古して、体を戻してやっていこうかなと。(今は)60%ぐらい。巡業が終わったら出稽古に行ったりするので、あまり心配ない」と明るい表情を見せた。

 初優勝を飾った春場所直後に悪化した患部は回復。11日から稽古を再開し、すでに荒汐部屋へ出稽古もした。春場所前と同様、積極的に出稽古で各部屋を行脚する予定。この日は横綱照ノ富士に「自分の悪いところを教えてもらっていた」と助言を受ける場面もあった。「やっぱり稽古しかないので」と貪欲に話すと、大関とりがかかる夏場所(5月14日初日、両国国技館)へ「頑張ります」と笑顔で意気込みを口にした。

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