友野は164・55点、佐藤駿は感涙164・86点 男子フリー

 男子フリープログラムで演技を披露する友野一希(撮影・佐々木彰尚)
 男子フリープログラムで演技を披露する佐藤駿(撮影・佐々木彰尚)
 マッテオ・リッツォと抱き合う安藤美姫コーチ(撮影・佐々木彰尚)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(15日、東京体育館)

 男子フリーが行われ、世界選手権6位の友野一希(23)=上野芝スケートク=が、日本勢の大トリとして登場し、164・55点だった。フリー曲「こうもり序曲」では、4回転-2回転の連続トーループを着氷。続く4回転トーループも降りたが、SPで課題を残した4回転サルコーは乱れた。

 今大会が初出場。応援席でも、主将を務める坂本花織(シスメックス)とともにムードメーカーとしても活躍していた。

 四大陸選手権3位の佐藤駿(19)=明大=は164・86点。冒頭のルッツジャンプは3回転になったが、中盤の4回転トーループを変更し4回転ルッツにトライするなど、“男気”の演技。演技後は観客も総立ちだった。

 宇野昌磨(トヨタ自動車)の故障欠場によって今月6日に急きょ出場が決まった佐藤。すでに来季へ向けて靴を替えて始動していたため、今大会へ向けて急ピッチの仕上げとなっていた。

 特にジャンプの調整には苦心しており、SPで武器の4回転ルッツは転倒。フリーを前にしたこの日の午前の公式練習でも、4回転ルッツやトリプルアクセルで転倒していただけに、キス・アンド・クライで得点を確認すると、涙を浮かべた。

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