三原舞依が「さくら」をしっとりと 坂本花織と流した涙 “盟友”の言葉に感謝「本当にうれしくて」

 華麗な演技を見せる三原舞依(撮影・佐々木彰尚)
 会場を盛り上げるTEAM JAPAN(撮影・佐々木彰尚)
 激しく踊る(左から)木原龍一、三浦璃来、坂本花織、三原舞依(撮影・佐々木彰尚)
3枚

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦・エキシビション」(16日、東京体育館)

 今季のグランプリ(GP)ファイナル女王の三原舞依(シスメックス)が「さくら」をしっとりと演じた。

 三原は手にさくらを持って登場すると、笑顔で舞った。3回転ループを跳び、優雅な演技で観客を沸かせた。

 三原は今大会のショートプログラム(SP)、フリーでともに5位だった。大会を終え、「6年ぶりの国別で、チームジャパンが超ハイテンションで盛り上げてくれた。終わってしまうのがすごく寂しいけど、レベルアップして戻ってこれるようにしたい」と今後を見据えた。

 フリーの後には同門の“盟友”坂本花織(シスメックス)に感謝を伝え、共に涙する場面もあった。「スケートを始めた時からかおちゃんが側にいてくれて。今シーズンは(一緒に)試合に出ることがたくさんあって、うれしさがマックスを超えていた。その中で『戻ってきてくれてありがとう』という言葉をもらったり、『そういう存在が近くにいてうれしい』という言葉を間近で、横で聞くことができたのも本当にうれしかった」と振り返り、「そういう風に言ってくれることが本当にうれしくて。『ありがとう』という声があふれて、考えるだけで涙が出ちゃって。すごく幸せだな」と笑顔だった。

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