“りくりゅう”が大トリ演技 木原「来季の宿題ができて良かった」150点の壁突破が「現実的なものに」

 ファンを魅了する三浦璃来、木原龍一組(撮影・佐々木彰尚)
 華麗な演技を披露する三浦璃来、木原龍一組(撮影・佐々木彰尚)
 会場を沸かせる三浦璃来、木原龍一組(撮影・佐々木彰尚)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦・エキシビション」(16日、東京体育館)

 “りくりゅう”こと三浦璃来(21)、木原龍一(30)組=木下グループ=が大トリで観客を沸かせた。

 青の衣装で登場した2人は、エキシビションナンバーの「I lived」を優雅に演じた。アンコールでは今季のショートプログラム(SP)曲の「You’ll Never Walk Alone」を披露。観客は総立ちで拍手を送った。

 “りくりゅう”は3月の世界選手権を制し、同一年度で主要国際大会を全て制す“年間グランドスラム”を達成。今大会のフリーでは143・69点の自己ベストを出して2位だった。木原は「150点という新たな目標が現実的なものになってきた。来シーズンの宿題ができて良かったなと思います」とうなずく。

 今後の課題を問われると、三浦は「まだ演技が安定していると思っていない」と掲げた。今後は一度拠点のトロントに戻る。「しばらくはシーズンオフなのでスケートのことは忘れてリラックスしたいかなと思います」と木原。来季は「チャレンジャー(シリーズ)から予定しています。ケガなくシーズンオフを終えて、9月ごろにシーズンインすることを目標にしています」と話した。

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