坂本花織の“SP”が2大会連続登場で話題に 真相は?本人が笑顔で「種明かし」
「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(16日、東京体育館)
日本代表の主将を務めた坂本花織(23)=シスメックス=が、3月末の世界選手権から2大会にわたって登場した“SP”の真相を明かした。
坂本は世界選手権で2連覇した翌日、会場の観客席に笑顔で登場。サングラスをかけた黒のスーツ姿の“SP”2人を置き去りしながら、元気に走り抜けた。今大会でも坂本のフリーの後に、得点を待つキスアンドクライに“SP”2人が登場。応援グッズのうちわを持ち、坂本を見守った。
SNS上でも話題となったこの“SP”。坂本は「種明かし」と笑い、「あのSPはネタなんですよ、本物じゃなくて。こうやったら面白いよねっていうので、世界選手権のときに、あの二方に来てもらって、ほんとにSPみたいにしてもらった」と明かした。
その流れがあって、今大会のフリー後、再登場した。ただ、坂本へのサプライズだったそうで、「全然気付いてなくて、ぱって横見たら、SPがいて、『ええ~いる~!』ってなった」と喜んだという。
「多分困惑したと思うんですけど、あれは偽物で、大会の関係者さんで、ほんとに誠実で、かっこいい人たちで」と入念に説明。「仲良くさせてもらっている方たちで、特に何かがあるからSPがついてるとかじゃなくて、ほぼもう、漫才と思ってもらったらいいと思います」と楽しげに笑った。