「ＮＢＡ・プレーオフ１回戦、グリズリーズ１１２－１２８レイカーズ」（１６日、メンフィス）

　プレーオフ１回戦（７回戦制）の初戦が行われ、西カンファレンスで八村塁（２５）が所属するレイカーズが敵地でグリズリーズに１２８－１１２で勝利し、白星発進を決めた。

　八村が歴史的活躍でチームを勝利に導いた。途中出場し、２９分４８秒のプレーでＰＯでは自己最多で、この日のチーム最多となる２９得点、６リバウンドをマークした。第３Ｑには４本の３ポイントシュートを決めるなど、３Ｐは自己最多の計５本を成功させ、成功率は８３・３％。米スポーツ専門局「ＥＳＰＮ」は、八村が同チームで１９９６年のマジック・ジョンソン以来のベンチスタートから２５点以上を取った選手になったと報じた。

　敵チーム、グリズリーズの主力デズモンド・ベインは「おそらく彼のキャリアの中で最高の試合だったんじゃないか」とたたえた一方で「これは７試合制。水曜日（次戦）にもう一度できるかどうか見てみよう」と、語った。