北口榛花 今季へ「一番の目標は世界陸上のメダルとダイヤモンドリーグ・ファイナル」初戦は29日の織田記念国際

 サプライズケーキに笑顔の(前列右から2番目の)北口榛花
 サプライズケーキに笑顔の(前列右から2番目の)北口榛花
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 陸上女子やり投げの日本記録保持者で昨夏の世界選手権銅メダリストの北口榛花(25)=JAL=が17日、都内でJALアスリート社員の新年度スタート会見に参加した。新シーズンへ「一番の目標は世界陸上でメダルを取ることと、(世界最高峰シリーズの年間上位者で争う)ダイヤモンドリーグ・ファイナルにもう一度出ること」と意気込んだ。

 昨季は世界選手権の銅メダル獲得に加え、ダイヤモンドリーグ・ファイナルで日本勢史上最高となる3位に入るなど飛躍のシーズンだった。

 チェコでの冬季練習を終え、日本には4日前に日本に戻ってきたばかり。「日本人ですけど、日本に慣れていない感じで、夜中に起きちゃったりする」と笑いつつ、「体力的な部分はしっかり上がってきているので、今後は技術的な部分、体力に見合った技術をつける」と意気込んだ。

 今季は織田記念国際(4月29日、広島)、木南道孝記念(5月6~7日、大阪)、セイコーゴールデングランプリ(5月21日、横浜)、日本選手権(6月1~4日、大阪)を経て海外を転戦する予定だ。

 昨季はピーキングに失敗しており、今季は8月の世界選手権にバッチリ合わせに行く。「いつもよりスローペースでシーズンを初めていくことになるかな」と、まずは慎重にシーズンインする。

 会見後には、新シーズンに挑む選手にJALからサプライズケーキが贈られた。「うれしいです。(JALアスリート社員)8人での初めての共同作業になっちゃった」と笑いながら、ケーキを喜んだ。

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