2年連続アマ横綱の中村泰輝 肌を合わせた高安も実力を評価「いずれ当たると思っている」

 大相撲夏場所(5月14日初日、両国国技館)の新弟子検査が18日、東京・両国国技館で行われ、2年連続アマチュア横綱で幕下10枚目格付け出し資格を持つ中村泰輝(だいき、22)=二所ノ関=ら受検した5人全員が身長167センチ、体重67キロ以上の体格基準をパスした。内臓検査の結果を待って、初日に合格者が発表される。中村は師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)から現役時代に使用していた博多帯を贈られて感激。「一日も早く関取に上がりたい」と意気込んだ。大の里のしこ名でデビューする。

 2000年6月生まれの中村は石川県出身で、新潟・海洋高から日体大に進学。恵まれた体格を生かした突き押し相撲で、大学1年時の学生横綱、3、4年時のアマ横綱など主要タイトル5冠に輝いた。3月23日に入門を発表。現在は部屋で幕下以上の力士と稽古を積んでいるという。

 2月の体験入門時には、出稽古に来ていた高安と申し合い。中村と肌を合わせた元大関は「最後の方は勝ったけど、序盤は互角。出足が良かった。立ち合いの当たりだけじゃなく、2歩目3歩目が強烈」と評価。「魅力のある伸びしろを持った力士。いずれ(幕内で)当たるんだと思っている」と、その実力の高さを認める。所要1場所で新十両昇進の可能性は十分と言えそうだ。

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