バスケ女子 シャンソン化粧品の大量退団問題に高田真希、馬瓜エブリンが言及「選手会が」「話したら守ってくれる人がいない」

 バスケットボール女子の元日本代表・藤岡麻菜美(29)が20日、「ご報告」としてインスタグラムを更新。2月にシャンソン化粧品を退団したことについて「一部事実と異なる部分」があるとして、退団者を代表してコメントを発表した。

 これに、東京五輪代表で主将を務めた高田真希(デンソー)は自身のツイッターで「選手として、何か起きたり疑問がある度に女子にも選手会があったらいいのかなと思う事がありました…知識が乏しい自分ですが選手会ってあった方がいいのかな」と言及。

 同代表の馬瓜エブリンもツイッターで「これで問題の真髄がわかったと思います」とし「みんな真実話せないのは、話したら守ってくれる人がいないから。そしてこんな事にエネルギー使いたくないから。我慢して好きなバスケしてた方がいいと思ってしまう」とコメント。「自身の身をきちんと守る。選手会の存在がいよいよ必要かと」などと考えを述べ「今、前進む時!今、変化が必要な時!」と呼びかけた。

 Wリーグのシャンソン化粧品は2月22日、ホームページで藤岡ら選手7人と李玉慈ヘッドコーチの退団を発表。「方向性の違いにより7選手は退団いたしました。また、李ヘッドコーチは、今回の選手退団という混乱を招いたことの責任をとって辞任いたしました」と説明し「ファンの皆様へのご報告が遅れ、多大なるご心配をおかけしたことにつきまして、心より深くお詫び申し上げます」などと謝罪していた。

 またクラブは今月11日には、パワハラがあったという一部報道に対し「パワーハラスメントに該当するものではございません」と見解を示していた。

 藤岡は「退団した選手としては、今日現在まで、この件に関して発信せずに参りました。しかし、2月22日、4月11日のシャンソン化粧品の発表について、一部事実と異なる部分があり、また、記載されていない事実関係もあると認識しており、今回発信させて頂きました」とコメント。調査を進めているWリーグには録音の提出なども行っていること、弁護士にも相談していることを明かし「調査の結果を待ちたい」としていた。

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