八村塁 控えで2戦連続20得点越え レーカーズでは1996年マジック・ジョンソン以来
「NBA・プレーオフ1回戦、グリズリーズ103-93レーカーズ」(19日、メンフィス)
第2戦が各地で行われ、西カンファレンスでレーカーズの八村塁は敵地メンフィスでのグリズリーズ戦に途中出場し、32分1秒のプレーで20得点、2アシスト、5リバウンドだった。第1戦では29得点しており、2試合連続20点以上。3点シュートは4本放って2本成功した。西の第7シードのレーカーズは第2シードの強豪に93-103で屈し、対戦成績は1勝1敗。第3戦は22日(日本時間23日)にレーカーズの本拠地ロサンゼルスで行われる。
レーカーズの八村がエースのジェームズに次ぐチーム2番目の20得点と、またしても輝きを放った。プレーオフで、2戦連続でベンチスタートから20得点以上を記録するのは、レーカーズでは1996年のマジック・ジョンソン以来。伝統球団で、その存在感は着実に増している。
周囲の期待に応えたのが第3クオーターだ。11点差だった残り4分30秒からレイアップシュートと3点シュートで5点を連取。その後も得点を重ねてこのクオーターだけで11得点し、チームを活気づけた。
プレーオフの成績に限ると、これでウィザーズ時代の2021年から4戦連続で20点以上となった。このうち敵地が3度だ。「敵地は好き。相手チームやファンが『あーっ』となる反応が好きで、それがモチベーションになる」と話した八村。次はホームで真価を見せつけようとしている。