荒木絵里香氏 Vリーグファイナルのキーマンは両エース 古賀「攻守で安定」、石川「スイング速い」

 バレーボール女子で東京五輪代表の主将を務めた荒木絵里香さん(38)が22日、都内で取材に応じ、同日に東京・代々木国立競技場で行われるVリーグ女子ファイナル(東レ-NEC)について「両チームがやってきたことを出し切れることができればいいなと。バレーボールの魅力を伝えられる決勝になれば」とエールを送った。

 キーマンに挙げたのは両チームのエース古賀紗理那(NEC)と石川真佑(東レ)。過去に対戦した自身の経験談を交えながら両選手の強さを分析し「石川選手はスイングが速い。ブロックが完成する前に打たれる。よくブロックを見ているので間が空いたり、斜めに入ったら打たれるうまさもある」。古賀については「攻守共に高いレベルで安定している。コート全部に決定打が出るのがストロングポイント。ブロックでは一枚で仕留められるのが強み」と絶賛した。

 その上で「エース以外の選手にどれだけ仕事をさせないか。エースに本数を決められるのは仕方ない部分もあるけど、他の選手に気持ちよく決められてしまうと相手にいい状況を作られてしまう。エース以外をどれだけ機能させないかだと思う」と予想した。

 東レは11季ぶり5度目、NECは6季ぶり7度目の優勝がかかる。昨年12月の皇后杯決勝でも同カードで対決しており、3-1でNECが勝利している。

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