ラグビーリーグワン 埼玉・松田力也「絶対かき乱してくる」デクラークを警戒 PO準決勝の横浜戦
ラグビー・リーグワンのプレーオフトーナメントに出場する埼玉(リーグ1位)、東京ベイ(同2位)、東京SG(同3位)、横浜(同4位)の4チームが24日、都内で記者会見を行った。
埼玉はPO準決勝(5月13日、秩父宮)で4位の横浜と対戦する。主将のフッカー坂手淳史とSO松田力也が会見に出席し、坂手は「しっかりといい準備をして、タイトルを全員で取りにいきたい」と意気込んだ。
リーグ戦では15日の静岡戦で公式戦48試合ぶりに敗戦。それでも引きずることなく最終節のBL東京戦では快勝し、1位通過を決めた。相手の横浜とは1月28日に対戦し、終了間際までリードを許しながらラストプレーで逆転し、21-19と勝利していた。坂手は「両方ともさらにチームとして成熟していると思いますし、たくさんのオプションだったりとか、ディフェンスもチームの中でだんだん浸透させていくのに時間がかかるものなので、それがシーズン終盤というところでは変わってくると思う。その時とはまた違った戦いになる」と想定した。
対戦相手をけん引するのは南アフリカ代表SHファフ・デクラーク。松田は「もう絶対にかき乱してくると思う」と警戒した。その上で「自分たちのラグビーをやれば絶対にタイトルは取れると信じてやってる。最後は笑って終わりたい」とリーグワン連覇を見据えた。