りくりゅう 三浦「隣の部屋からオーマイガッと聞こえて」世界選手権舞台裏の木原の珍エピソード明かす

 フィギュアスケート・ペアの“りくりゅう”こと三浦璃来(21)、木原龍一(30)組が25日、都内にある所属先の木下グループ本社で年間グランドスラム達成報告会を行った。東京五輪卓球混合ダブルス金メダリストで、同社のスポーツアンバサダーを務める水谷隼さん(33)もお祝いに駆けつけて花束を贈呈。また報奨金がそれぞれ1400万円、計2800万円が送られた。

 会見では金メダルを獲得した3月の世界選手権中に起こった珍エピソードを明かした。木原は「ナゴヤドームで草野球がしたい」と夢を抱くほどの大の野球好き。WBC準決勝、決勝は世界選手権と日程が重なっていたが、スキマ時間を見つけて観戦していたという。

 ホテルで会場に向かう準備をしていたときのこと。三浦は「私は準備をしていたんですけど…」と切り出し、「横の部屋からすごい英語で喜んだ『オーマイガッ!オーマイガッ』と聞こえてきた。誰が何を喜んでいるんだろうと思った」と苦笑いしながら告白。吉田正尚(レッドソックス)が準決勝メキシコ戦で同点ホームランを打った時のことで、隣の部屋では木原のテンションが最高潮に達していた。その瞬間はペアの相手だとは思わず「叫んでいる人がいたね」と三浦。すると木原から「あ。それおれ」と言われたという。

 終始和やかな雰囲気に包まれた会見となったが、三浦は最後に「グランドスラムを達成できたことはうれしいけど、ペアとしてはまだまだ。今季はショート、フリーをそろえることができなかったので、来シーズンこそ頑張りたい」と抱負を語った。

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