やり投げ・北口榛花が8月の世界切符獲得「ちょっと気持ちは楽になった」 チェコ人コーチの“リモートアドバイス”が効く
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「陸上・織田記念国際」(29日、エディオンスタジアム広島)
女子やり投げが行われ、昨夏の世界選手権銅メダリストの北口榛花(JAL)が64メートル50の大会新記録で優勝し、日本陸上連盟の定める選考基準を満たして8月の世界選手権(ブダペスト)の出場権を獲得した。
チェコ人コーチの“リモートアドバイス”が効いた。5投目。「(助走を)マックスに」の助言通り、助走スピードを上げて投げたやりは、大きく伸びて世界選手権の出場を決めた。「1回100メートルで出たいなって思うぐらい、走りはすごくよくなってきてた」と、トレードマークの笑顔を見せた。
シーズン序盤で世界切符を獲得したことで「特に予定の変更はないけど、ちょっと気持ちは楽になった」とうなずく。世界選手権でのメダル獲得と世界最高峰シリーズの年間上位者で争うダイヤモンドリーグ・ファイナル出場へ、大きな手応えをつかんだ。