高安「小学校の頃ホームランを打った」思い出の地・神栖市での巡業に感慨 同じ茨城県の土浦市出身

 ぶつかり稽古で霧馬山(背中)に胸を出す高安
 ぶつかり稽古で霧馬山を転がす高安
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 大相撲の春巡業は30日、茨城県神栖市で最終日を迎え、幕内高安(田子ノ浦)が思い出の地での巡業に感慨をにじませた。

 神栖市の印象を問われると「小学校の頃、野球をやっていて、神栖に試合をしに来た思い出がある。ホームランを打って印象に残っている」と告白。小6時に所属していた土浦リトルの試合で先制ソロを放ったといい「バックスクリーンに運んで気持ちよかった」と懐かしそうに笑った。

 この日は相撲は取らず、関取衆最多16番の申し合いをこなした関脇霧馬山(陸奥)にぶつかり稽古で胸を出した。ご当所とあって、約5000人の観客から大きな拍手と声援を浴び「ファンの方の熱量がすごくてパワーになりました」と感謝。質問コーナーにも登場して盛り上げた。

 西前頭7枚目で臨んだ春場所で10勝。夏場所(5月14日初日、両国国技館)は幕内上位復帰が確実となっている。場所直前まで出稽古が可能となり「部屋に他に関取がいないのでありがたい。しっかり体を作るために出稽古にたくさんいって、初日を迎えられるように。強いお相撲さんとやりたい」と意欲十分。「相撲ファンのみなさんに喜んでいただけるように、ベストを尽くします」と力強く活躍を誓った。

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