卓球女子で五輪３大会出場の石川佳純（３０）＝全農＝が１日、自身のインスタグラムを更新し、現役引退を電撃発表した。これを受け、今年の全日本女王の早田ひな（２２）＝日本生命＝が所属を通じてコメントし「私も引退のことを知ってびっくりしました」と驚きつつ、同じ左利きで憧れだった石川への思いや日本卓球界を背負う決意をつづった。

　以下、全文。

　私も引退のことを知ってびっくりしました。

　私が小学生の時には、石川さんのサイン会に並んで左利きなので左手で握手して頂いてたり、中学生の時には石川さんと初めて練習させて頂いて、キレイなフォームに感動して見惚れていました。

　そんな憧れの石川さんと２０１８年の世界卓球やワールドカップで一緒に団体戦に出させて頂いて間近でたくさんのことを学ばせて頂きました。また合宿のときに石川さんのバッグからアンパンマングミがポロッと転がって２人で大笑いしながら石川さんの可愛いらしい一面も見させて頂いたこともありました。

　本当にお疲れ様でした。ゆっくり体を休められて、いつかゆっくりご飯に連れていってください！

　石川さんのキレイなプレーが見れなくなると寂しいですが、石川さんをはじめ素晴らしい先輩方が築きあげてきたこの日本の卓球界をしっかりと受け継げるように私も精進していきたいと思います。