“かなだい”村元・高橋組の引退をISUが特集「新しいことを始めるのに、遅すぎることはないと証明した」

 国際スケート連盟(ISU)が日本時間3日、公式サイトで村元哉中(30)、高橋大輔(37)組=関大KFSC=の引退を特集した。

 ISUは「ユニークなダンスチーム村元、高橋組(JPN)が競技スケートから引退」との見出しでニュースを更新。古傷である高橋の右膝が限界を迎えていたこと、村元も「これ以上のパートナーはいない」と感じたことなど、2人の引退会見でのコメントを紹介し、今後もショーで活動していく意向も伝えた。

 2人の歩みについては「村元・高橋組は、多くの点で唯一無二のアイスダンスチームであり、フィギュアスケートの歴史を作ってきた」と紹介。シングルスケーターとして世界王者になり、バンクーバー五輪では銅メダルを獲得したこと、一度引退して現役復帰し、さらにカテゴリーを変えて挑戦を続けたことなど、異例とも言える高橋のキャリアを振り返った。村元も平昌五輪代表のトップスケーターだけに「スケートキャリアの後半でチームを組み、中でも高橋は30代半ばでカテゴリーを変更した。アスリートがキャリアの後半で何か新しいことを始めるのに遅すぎることはなく、ベテランスケーターが大きな成功を収めることができると証明した」となど記した。

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