出稽古で関取衆14人集結!横綱照ノ富士や三役陣ズラリの豪華顔ぶれ 霧馬山「強い人ばっかり」高安「前向きな稽古ができた」

 時津風部屋の稽古に集まった照ノ富士(右端)ら関取衆
 朝乃山(手前中央左)と豊昇龍(同右)の稽古を見守る関取衆
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 大相撲の時津風部屋の稽古に3日、豪華メンバーが集結した。横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)をはじめ、三役陣らが続々と出稽古で訪問。照ノ富士、関脇霧馬山(陸奥)、関脇豊昇龍(立浪)、関脇若元春(荒汐)、小結正代(時津風)、幕内阿炎(錣山)、高安(田子ノ浦)、錦木(伊勢ノ海)、明生(立浪)、北勝富士(八角)、朝乃山(高砂)、十両北の若(八角)、狼雅(二子山)、時疾風(時津風)と、関取衆は14人を数えた。

 コロナ禍のためできなかった番付発表後の出稽古が、この夏場所(14日初日、両国国技館)前から解禁に。場所直前まで可能となり、稽古相手を求める実力者が集まった。この日、関取衆最多19番の申し合いをこなした元大関の高安は、「やっと元に戻りましたね。これでよかった。いい調整ができます」と大歓迎。所属する田子ノ浦部屋には関取は自身しかいないだけに「いろんな力士と相撲を取って、いろんな相撲に対応できるように。とても充実した、前向きな稽古ができた」と満足げだった。

 同じく陸奥部屋に関取は自身のみの霧馬山も「結構大きい。ありがたい」と直前まで出稽古できるメリットを強調。この日は熱のこもった申し合いを17番。「みんないい感じで出稽古できた。このメンバーだったら最高じゃないですか。強い人ばっかりなので」と充実感たっぷりだった。

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