照ノ富士「しばらく出られなかったので、しっかりと成績を残したい」 復帰目指す夏場所へ、稽古総見で8勝2敗

 横綱審議委員会の稽古総見で胸を合わせる照ノ富士=代表撮影
 横綱審議委員会の稽古総見で胸を合わせる照ノ富士=代表撮影
 横綱審議委員会の稽古総見に参加した照ノ富士(代表撮影)
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 大相撲夏場所(14日初日、両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が4日、同国技館内の相撲教習所で行われ、両膝のケガで4場所連続休場中の横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)は関脇霧馬山(陸奥)ら4人を相手に10番とって8勝2敗だった。

 まずは小結正代(時津風)と3番とって全勝。続く関脇大栄翔(追手風)には2勝1敗で、3番手の幕内金峰山には2連勝。最後は霧馬山と1勝1敗で稽古を締めた。まわしを素早く引く内容が多く、相手をつかまえれば寄せ付けず。「いい稽古ができたんじゃないですか。悪くないと思います」と淡々と振り返り、勝敗には「稽古なので。本場所と全く違いますから。これからじゃないですか」と関心を示さなかった。

 3日に時津風部屋に出稽古するなど、夏場所の出場を目指して調整を進めている。「しばらく出られなかったので、しっかりと今場所は成績を残したい。(ファンには)いつも通りの照ノ富士を見てもらえれば」と自信をのぞかせた。

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