北口榛花が大会新の64メートル43 2週連続優勝 木南記念陸上
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「陸上・木南道孝記念」(6日、ヤンマースタジアム長居)
女子やり投げが行われ、昨夏の世界選手権銅メダリストの北口榛花(JAL)が、4投目に64メートル43を出し、大会新記録で優勝した。北口は先月末の織田記念国際で64メートル50の大会新記録で優勝し、選考基準を満たして8月の世界選手権(8月、ブダペスト)の代表に決まっていた。
この日は1投目から63メートル72の好記録を出し、4度の投てきはすべて60メートル超え。「先週(織田記念)より体が動いた」としながらも、今季走力を上げていることで「まだ(走る)スピードに体がうまく反応できていない」と発展途上のようすだ。
18年からやり投げ強豪国のチェコ人コーチ、セケラック氏に師事。今大会から同コーチが帯同しているため、北口は「細かいことを言ってもらえる。(普段やりとりしている)チャットよりいい」と心強そうに話していた。