宇野昌磨 イベントに友野一希がサプライズ登場 夜明けまで悩みを語り合った過去明かす「昌磨くんも人間なんだと」

 ゲスト出演した友野一希(右)と話す宇野昌磨
 愛犬エマを抱きかかえる宇野昌磨
 愛犬エマを抱きかかえる宇野昌磨
3枚

 フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇の宇野昌磨(25)=トヨタ自動車=が6日、名古屋市内で「コラントッテ」のトークイベントに参加した。“サプライズゲスト”として友野一希(上野芝スケートク)が登場し、軽快なトークを繰り広げた。

 宇野の愛犬エマがサプライズ登場した後に、今度は友野が登場。集まった観客を沸かせた。2人の印象的な話がテーマになると、友野が「僕がすごく印象的だったのは一緒のグランプリシリーズにいった時、(2019年の)ロシア杯」と切り出した。

 「お互い成績が振るわなかったというか、お互い結構苦しい時期がありまして。(宇野が4位、友野が8位と)どっちもあんまりよくなかった」と苦笑いしつつ、「試合が終わってずっと夜明けまで2人で今後の話とか、『俺たちどうする?』とか」と、語りあったことを明かした。

 「昌磨くんと言えばとても強い。とにかく自分の目標に向かってただひたすら突き進んでいる人っていう印象がすごくあったんですけど、そのとき初めて目の前で昌磨くんの口から弱音じゃないですけど、こういう所苦労してて、というのを聞いて。あ、昌磨君も人間なんだなと(笑)。そのとき初めて感じた。いい時間を過ごせた」としみじみと振り返った。

 宇野も「練習よりもどうしても試合の方がうまくいかないっていう話から広がっていったのかなと思うんですけど」と改めて振り返った。「練習でいつも辺り前にやっていることを何で試合でできないんだろうと。それをもっとできるようにするべく、練習して、改善して、取り組むけど、試合という特殊な場所で発揮されないのが結構続く時期でしたし」と悩んでいたという。

 宇野は「あと僕は前のシーズンがちょうどオリンピックで、何も気にせず上を見て突っ走ってきて。勢いがちょうど、勢いだけでは乗り切れない時期に(なった)。勢いだけでは難しい所にさしかかったことで難しいよねという話をしてました」と明かすと、友野は「規模は違いますけど。成績の感じも、ちょうど時期も、僕もオリンピック後の世界選手権で飛躍があって、そこから勢いだけだったのがそうじゃなくなった時に壁があって。そういう話をちょっとしてました」と同じ悩みを抱えていたと話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス