日本バレーボール協会が８日、都内で会見を行い、女子日本代表登録メンバー４０人の背番号を発表した。主将を務める古賀紗理那（２６）＝ＮＥＣ＝は昨年に続き「３」、石川真佑（２２）＝東レ＝は「４」となった。１２年ロンドン五輪銅メダルの大友愛さんの長女で１６歳の秋本美空（共栄学園高２年）は「４０」を背負う。

　会見に出席した真鍋監督は「パリ五輪メダル獲得が最大の目標」と力強く宣言。今シーズンのスローガンは、“世界を越える”という意味を込めて「ＯＶＥＲＴＡＫＥ」と発表された。

　今年は２４年パリ五輪切符のかかったＷ杯（９月１６～２４日、日本）が行われる勝負の１年。日本は強豪ブラジル、トルコ、ベルギーがいるプールＢで、五輪切符獲得の為には同プール２位以上が条件となる。指揮官は「１９９２年バルセロナ五輪以降、オリンピックの出場権を獲得した歴史はございません。それだけ難しい。ぜひこのチャンスをつかみたい。ネーションズリーグではベスト４目標にして戦って行きたい」と語った。

　Ｗ杯で出場権を獲得できなかった場合は、２４年６月時点の世界ランキングで狙うことになる。