Bリーグ会見で「パワー!」元バスケ少年なかやまきんに君登場で選手も失笑連発 異例の筋肉談義も「ボディビルのB?」
バスケットボールBリーグの22-23年シーズン・チャンピオンシップ(CS)進出チームによる記者会見が8日、都内で行われた。8チームの代表選手のほか、お笑い芸人のなかやまきんに君(44)が登場。バスケ少年だったというきんに君との筋肉談義や、唐突に挟まれる筋肉ギャグで選手もこらえきれず失笑を連発。最後はおなじみの筋肉ギャグ「パワー!」ポーズで競演した。
きんに君は「僕も小学校から高校までバスケをやっていたので、選手の皆さんと同じ舞台に立ててうれしい。こんなにアスリートを間近で見る機会はないのでドキドキしている」とあいさつすると、すぐに「皆さんの筋肉は全てチェックさせていただいてます」と真剣なまなざしに。「まず目に入ってきたのが須田選手の三角筋。素晴らしいですね。速筋繊維の固まりだなとすぐに伝わってくる」と須田侑太郞(名古屋D)の肩を指さし、鼻息を荒くした。賛辞を贈られた須田もまんざらでもない様子で照れ笑いを浮かべた。
富樫勇樹(千葉J)との掛け合いでは互いのルーティンの話題になり、きんに君はボディビル大会に備えて毎日の食事メニューの7割は同じものを摂るようにしていると明かした。「鶏の胸肉、ブロッコリー、オクラ、ゴーヤ、アスパラ、にんじん、トマト…」と食材を列挙すると、「トマトは1粒ずつをトマトと言いたい…パワー!」と何の前触れもなく唐突に力こぶを隆起させ、数秒の時差を経てから失笑と拍手が湧き起こった。
辻直人(広島ドラゴンフライズ)とは3ポイントを決めた後のポーズについて談義。辻が「上腕二頭筋、大腿四頭筋、そして最後にヒラメ筋(を見せる)」とポーズを実演すれば、きんに君は「わかりやすく言うと、いわゆるサイドトライセプスの上腕二頭筋を見せる」と早口でまくし立てながら合点した様子。自身が考案したボディビル仕込みのポーズも提案し「BリーグのBはボディビルのBじゃないんですか」と、とぼけながら大胸筋を振るわせた。
最後には全員で「パワー!」と筋肉で“合唱”。12日から始まるCSへの期待感を膨らませた。